STEINS;GATE RE:BOOT(シュタゲリブート)が「つまらないのか、それとも面白いのか」について、実際にプレイした感想としては「かなり面白い。ただし、原作プレイ済みの人と初見の人では評価ポイントが大きく異なる作品」といえます。
シュタゲリブートは面白い?
特に評価できるのが、
- ストーリーの完成度
- キャラクターの魅力
- キャラクターの自然なアニメーション
- フォーントリガーによる没入感
- 原作より読みやすくなったテンポ
- 17年前のシナリオとは思えない普遍性
といった部分です。
原作を発売当初に複数回プレイしており、物語の大筋や結末を知っている状態でも「普通に面白かった」と評価できます。特に、一度プレイした人でも序盤の何気ない会話や設定が後から意味を持つことに改めて感心できたと思います
そのため「原作をそのまま再発売しただけ」という評価ではなく、2026年に改めて遊ぶ価値のあるリブート作品として評価できるでしょう。
つまらないと言われる可能性がある理由
一方で、誰が遊んでも絶対に楽しめる作品というわけではありません。
特に注意したいのが「ノベルゲーム」というジャンルです。
基本的には文章を読み進めるゲームなので、アクションゲームのように自分でキャラクターを操作して遊ぶ作品ではありません。
また、シュタインズ・ゲートはもともと序盤がスロースターターと言われることが多く、物語が本格的に動き出すまで時間がかかる作品として知られていました。
ただし、今回のリブートではこの部分がかなり改善されています。
原作をプレイした際には「物語が本格的に動き始めるまで長かった」という印象があったものの、リブートでは「序盤から普通に面白かった」です。
これは『シュタインズ・ゲート ELITE』をベースにシナリオのテンポや読みやすさを調整したことが大きいとされています。
つまり、
「序盤が退屈だからつまらない」
という旧作に対してよくある評価は、リブートではかなり当てはまりにくくなっています。
キャラクターがかなり魅力的
シュタインズ・ゲート リブートの大きな魅力の一つがキャラクターです。
登場人物それぞれに、
- 独特の話し方
- 異なる価値観
- 個性的なメール
- 独自のキャラクター性
があり、キャラクターを覚えやすいことが評価されています。
さらに今回はキャラクターのボイスも新規収録されています。
10年以上にわたって同じキャラクターを演じてきた声優陣が、改めて最初から演じ直しているため、単純に「音質が良くなった」というだけではなく、キャラクターを理解したうえでの演技になっている点が魅力とされています。
特に岡部倫太郎については、宮野真守さんによる「鳳凰院凶真」としてのハイテンションな演技と、シリアスな岡部とのギャップが強くなっていると評価されています。
キャラクターが「動く」のも大きな進化
リブート版では、昔のノベルゲームとはかなり違った表現になっています。
今回採用された「Eモート」によって、
- 瞬きする
- 呼吸する
- 身体が自然に動く
- 表情が細かく変化する
など、キャラクターが常に細かく動くようになっています。
そのため、従来の「背景+固定された立ち絵+文章」というノベルゲームの印象がかなり薄くなっています。
背景やイベントCGも描き直され、イベントCGはXbox 360版と比較して約2倍、背景も約1.2倍に増えているとされています。
このため、文章を読むゲームでありながら画面上の変化が多く、従来よりも退屈しにくくなっています。
フォーントリガーが今でも面白い
シュタインズ・ゲートならではのシステムとして評価されているのが「フォーントリガー」です。
一般的なノベルゲームでは、突然、
「電話に出る」
「電話に出ない」
といった選択肢が表示されることがあります。
しかしシュタインズ・ゲートでは、主人公の携帯電話そのものを使ってプレイヤーが判断します。
メールが来れば、
- メールを読む
- 返信する
- 返信しない
- 電話に出る
- 電話を無視する
といった行動を取ることができます。
そして、その反応によってストーリーやエンディングが変化します。
この仕組みが単なるゲームシステムではなく、物語の設定そのものと噛み合っている点が非常に高く評価されています。
「過去へのメール」が重要な意味を持つ物語だからこそ、プレイヤー自身も携帯電話を通じて物語に干渉する。
このゲームシステムとストーリーの一体感が、シュタインズ・ゲートの大きな強みです。
最大の魅力はやはりシナリオ
原作は約17年前の作品ですが、結末を知っているにもかかわらず、今回のプレイでも面白く感じています。
特に序盤に何気なく出てくる会話や設定が、後から別の意味を持ってくる構成です。
単純に「後で伏線を回収する」というだけではなく、物語全体の出来事がきれいに噛み合っていくことが最高です
そして一度物語が大きく動き始めると、先が気になって止められなくなるタイプの作品です。
深夜2時、3時になっても「もう少し」とプレイを続け、最終的に朝方まで遊んでしまったというほど、後半のストーリーに強い推進力があります
初見プレイヤーほど楽しめる
今回のリブートについて特に重要なのが、初見プレイヤーの価値です。
原作を知っているプレイヤーが唯一取り戻せないものとして「初見の感動」です。一度セーブデータを消して最初から遊ぶことはできますが、プレイヤー自身の記憶まで消すことはできません。
そのため、「え、どういうこと?」という初回プレイならではの驚きは、一度しか味わえないということです。
これはシュタインズ・ゲートを初めてプレイする人にとって、かなり大きなメリットです。
むしろ事前に情報を調べすぎないほうがいい作品と言えます。
これ以上調べるのはやめてゲームをプレイしてみましょう。それが一番のゲームと言えます。



















