Noobs Are Comingのストーリーネタバレあり!つまらない?考察も

「勇者が魔王を倒す」という王道の展開に、少し飽きを感じてはいませんか。今回紹介する『Noobs Are Coming』は、そんなRPGのお約束を真っ向からひっくり返したアクションゲームです。プレイヤーが操作するのは英雄ではなく、ステージの奥で待ち構える「ラストボス」。襲い来るのは、経験値やレアアイテムを求めて群がる無数の「Noob(初心者プレイヤー)」たちです。

中毒性の高いゲームプレイで話題を呼んでいる本作ですが、一部では「つまらない」「パクリだ」という厳しい声も聞かれます。果たしてその真価はどうなのでしょうか。ストーリーのネタバレを含みつつ、評価が分かれる理由や、作品に込められた皮肉めいた世界観について独自の考察を交えて解説していきます。

Noobs Are Comingのストーリー

本作のストーリーは非常にシンプルかつ強烈です。「お前がラストボスだ!」というキャッチコピーの通り、プレイヤーはこの世界における強大なボスキャラクターとして君臨しています。目的はたった一つ、波のように押し寄せてくるNoobたちを殲滅し、自らの威厳を守り抜くことです。

この物語における「敵」は、魔物でもエイリアンでもありません。

  • 装備の整っていない駆け出しの冒険者
  • 身の程知らずにも突っ込んでくる勇者志望たち
  • 数に任せてボスをリンチしようとする集団

彼らは現実のオンラインゲームで見かけるような、あどけなくも欲望に忠実なプレイヤーたちの投影です。ゲーム内では、ウェーブごとに彼らがわらわらと湧いて出てきます。プレイヤーは独自のスキルや武器を駆使して、この「ウザい」連中をなぎ倒さなければなりません。

ただし、深い物語や複雑な人間ドラマを期待すると肩透かしを食らうでしょう。勇者との掛け合いイベントなどは存在するものの、種類は少なく、基本的には「倒すか倒されるか」の殺伐としたカオスバトルが延々と繰り広げられます。しかし、そのシンプルさこそが、このパロディRPGの世界観を際立たせているのです。

Noobs Are Comingはつまらない?

Steamなどのレビューを見ると、好評な意見が多い一方で、「つまらない」と感じてしまうプレイヤーも一定数存在します。その最大の理由は、偉大な先駆者である『Brotato』などのサバイバー系ゲームと内容があまりにも酷似している点にあります。

具体的に、どのような点が評価を分けているのでしょうか。

  • 既視感の強さ:システムが本家とほぼ同じであるため、新鮮味に欠けると感じる人が多いようです。「ただのガワ替え」と捉えられてしまうと、評価は厳しくなります。
  • バランス調整の甘さ:フィールド上のギミックを使った攻撃が弱かったり、敵の回避が容易すぎたりと、緊張感に欠ける場面が見受けられます。
  • 爽快感の欠如:ビルドが完成するまでは地味な攻撃が続くため、ただ画面内を回っているだけの作業ゲーに感じてしまうケースがあるようです。

しかし、これだけで「つまらないゲーム」と断じるのは早計かもしれません。本作には「マルチプレイが可能」という、本家にはない強力な武器があります。友人と一緒にわちゃわちゃとNoobを蹴散らす楽しさは、本作ならではの魅力です。また、自分がボールになって転がるようなユニークなスキルや、広大なマップを走り回る開放感は、多くのユーザーから高く評価されています。

Noobs Are Comingの考察

このゲームのタイトルにある「Noob」とは、一般的にオンラインゲームでの「初心者」や「下手くそ」を指すスラングです。本作は、MMORPGなどで狩り場に殺到するプレイヤーたちの姿を、モンスター(ボス)側の視点から皮肉たっぷりに描いた作品であると考察できます。

プレイヤーが対峙するのは、個性のない量産型の勇者たちです。

  • 死んでも死んでも湧いてくるゾンビのような執着心
  • ボスを倒してアイテムを得ることしか考えていない単純な思考
  • 数の暴力で押し切ろうとする戦術

これらは、普段私たちがRPGをプレイしている時の姿そのものではないでしょうか。画面の中のボスキャラは、私たちをこのような「恐怖の対象」として見ているのかもしれません。キュートでスタイリッシュなアートワークの裏には、ゲーム文化そのものを風刺するブラックユーモアが隠されているように感じ取れます。

また、開発元のアップデート対応が非常に早く、ユーザーの声を積極的に取り入れている点も見逃せません。現状のボリューム不足やバランスの粗さは、今後の「進化」によって解消される可能性が高いです。未完成な部分も含めて、成長していく「Noob」なゲームであるとも言えるでしょう。

まとめ

Noobs Are Comingは、サバイバー系ローグライクの文法を忠実に守りつつ、「ボス視点」というスパイスを加えた良作です。ストーリー性は薄いものの、その設定自体が一つの大きなジョークとして機能しています。

最後に、このゲームを楽しむためのポイントを整理します。

  • Brotatoが好きなら要チェック:システムが似ている分、すんなりと入り込めます。違いを楽しむくらいの気持ちでプレイするのがおすすめです。
  • マルチプレイ推奨:ソロプレイで単調さを感じたら、ぜひ友人を誘ってみてください。楽しさが倍増します。
  • セール時が狙い目:フルプライスで迷う場合は、割引のタイミングを待つのも賢い選択です。

勇者として世界を救うのに疲れたら、たまには悪役の座に座り、無遠慮な冒険者たちを返り討ちにするストレス解消の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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