『Gears of War:E-Day』を最後までプレイしました。実際に遊んで感じたのは、射撃の手応えと敵を倒す爽快感が、やはり本作の大きな魅力だということです。
武器改造やジャンプによって戦い方の幅も広がり、戦闘そのものは非常に楽しめました。一方、オープンエリアでの探索には、物語の勢いが弱まる場面もありました。
今回はクリアをしてみて良かった点と気になった点を、ストーリーのネタバレを避けてまとめます。対人戦とホードは未プレイのため、評価には含めていません。
日本語吹き替えで戦闘中の会話も楽しめる
プレイしていて嬉しかったのは、ムービーだけでなく、戦闘中の会話まで日本語音声で楽しめたことです。
激しく撃ち合っている最中でも仲間の言葉が自然に耳に入るため、字幕を追う負担が少なく、戦闘に集中できました。
さらに、表現の規制がないことで、チェーンソーやショットガン、ヘッドショットの迫力も十分。日本語吹き替えと、ギアーズらしい豪快な戦闘表現を一緒に楽しめる点は、大きな魅力でした。
キャンペーンは一本道とオープンエリアを組み合わせた構成
キャンペーンは、従来のような一本道のステージと、自由に探索できるオープンエリアを組み合わせた構成です。全体の作りは『Gears 5』に近いと感じました。
オープンエリアには、サブクエストや収集物、武器の強化パーツが点在しています。防衛施設を整え、押し寄せる敵を迎え撃つ場面もあり、通常の撃ち合いとは違った戦いを楽しめました。
『Gears 5』と比べると、移動だけに費やす時間は減った印象です。それでもエリアは広く、収集物も多いため、探索には相応の時間がかかります。
探索が物語の勢いを弱める場面もあった
気になったのは、激しいストーリー展開の途中で探索パートに入ると、物語に引き込まれていた気持ちが少し落ち着いてしまうことです。
サブクエストや防衛イベントによって遊びの幅とボリュームは増えています。ただ、次の展開を早く見たい場面では、寄り道がテンポを緩めているようにも感じました。
一本道で濃密な戦闘と物語を続けて楽しみたい人には、この構成が好みを分けそうです。
初心者が武器の使い方を覚えやすい
一本道のチャプターは、武器や戦い方を少しずつ覚えられるように作られていました。
最初はハンドガンで比較的弱い敵と戦い、次にショットガンで近距離戦を経験。その後はグレネードを使い、ローカストホールの破壊方法を学んでいきます。
最初から大量の武器を渡されるのではなく、キャンペーンの進行に合わせて使い方を理解できる点が良かったです。シリーズ未経験者にも入りやすい導入だと感じました。
敵の射撃が正確で、難易度は高め
操作を覚えやすい一方、戦闘の難易度はシリーズの中でもかなり高く感じました。
特に印象に残ったのは、敵の射撃の正確さです。こちらへしっかり弾を当ててくるため、攻撃が激しい場面では簡単に押し込まれます。
中盤以降には、強化された敵を相手にホードを遊んでいるような感覚になる戦闘もありました。理不尽というほどではありませんが、気軽に押し切れる難易度ではありませんでした。
特に頼りになった武器はトルクボウ
今回、特に強いと感じた武器はトルクボウです。
当たり判定が大きめで、強化するとチャージ時間も短くなります。弾薬も入手しやすく、登場してからは使い続けたくなるほど頼りになりました。
過去作では当てにくい印象を持っていた人にも、試してほしい武器です。
武器改造とスキルで戦い方の幅が広がった
フィールドで集めたパーツを使い、武器を改造できるようになっています。アサルトライフルに倍率スコープを付けるなど、従来とは違った調整を楽しめました。
また、キャンペーン中には次の4種類のクラススキルから、1つを選んで装備できます。
| スキル | 効果 |
|---|---|
| アドレナリン | 一定時間、自身の攻撃力と防御力を強化する |
| ソニックディスラプター | ドローンによる攻撃を展開する |
| スティム | 範囲内の味方を回復・蘇生する |
| パルスドローン | 範囲内の敵を探知する |
スキルを自由に付け替えられるため、攻撃を強化するか、回復や索敵を重視するかを選べます。武器改造と合わせて、戦闘の選択肢が増えた点は好印象でした。
ジャンプの追加は攻撃にも回避にも役立つ
新しいジャンプアクションは、実際に使ってみるとギアーズの戦闘にうまく馴染んでいました。
バスや車の上から攻めたり、敵の猛攻からジャンプで逃れたりと、攻撃と防御の両方で動きの自由度が上がっています。
ジャンプを使って取りに行く収集物もあり、戦闘だけでなく探索にも意味を持たせている点が良かったです。
ただし、越えられる壁と越えられない壁の違いは、少し分かりにくく感じました。
ロード時間と探索の制限は気になった
戦闘の完成度が高いだけに、その合間の不便さは惜しく感じました。
| 気になった点 | プレイ中に感じたこと |
|---|---|
| ロード時間 | 現代のゲームとしては、やや長めに感じた |
| 同じマップへの再訪 | 過去のチャプターで訪れた場所へ、再び向かう場面があった |
| 探索範囲の制限 | 一部の場面では、メインの目的地から離れすぎるとミッション失敗になった |
| 改造パーツの取り直し | 周回時に引き継げず、再び回収する必要があるように感じた |
特に探索範囲の制限は、オープンエリアとの相性が気になりました。収集物を探せる構成なのに、目的地から離れると失敗する場面では、自由に探索しにくさを感じます。
周回時には、取得済みの収集物は保持されていました。一方、私が確認した範囲では武器の改造パーツは引き継げず、再配置されたものを取り直す形でした。繰り返し遊ぶ際には、手間に感じる部分です。
戦闘の爽快感を重視する人におすすめ
キャンペーンをクリアして最も強く残ったのは、撃つこと自体の楽しさです。
チェーンソーで敵を倒す豪快さ、ショットガンの強烈な手応え、ヘッドショットの爽快感は健在でした。ジャンプや武器改造も加わり、戦闘の楽しさは十分に感じられます。
一方で、オープンエリアによる中だるみや、ロード時間、探索の制限には改善してほしい部分もありました。
シリーズ未経験者には、武器の使い方を段階的に学べるキャンペーンが入り口としておすすめです。経験者にとっては、従来の射撃感を楽しみながら、新しい移動や強化要素を試せる作品でした。




















