『AION2』をレベル上限までプレイして感じたのは、探索の楽しさとテンポのよい戦闘が魅力のMMORPGだということです。序盤には単調さもありましたが、寄り道で装備や育成につながる報酬を集めながら進めるうちに、遊び続けたくなる面白さを感じました。
おすすめしたいのは、広い世界を探索しながらキャラクターを育てたい人や、ソロと大人数での共闘を両方楽しみたい人です。一方、カンスト後の案内にはわかりにくさがありました。これから始めるか迷っている人に向けて、実際に遊んで良かった点と気になった点をまとめます。
AION2の基本概要
『AION2』は、韓国のNCが開発する基本プレイ無料のMMORPGです。『タワー オブ アイオン』から200年後の世界を舞台に、特別な力に目覚めた主人公が竜族の脅威に立ち向かいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | MMORPG |
| 開発 | NC |
| 正式リリース日 | 10月5日 |
| 対応機種 | PC(Steam版を含む) |
| 基本料金 | 基本プレイ無料 |
| 日本語対応 | 日本語音声・テキストに対応 |
| 操作 | ゲームパッド対応 |
| 今回のプレイ到達点 | レベル上限まで育成 |
クラスは、グラディエーター、テンプラー、アサシン、レンジャー、ソーサラー、スピリットマスター、クレリック、チャンターの8種類。近接攻撃、遠距離攻撃、防御、回復など、それぞれ得意分野が異なります。
キャラクタークリエイトはプリセットが豊富で、細かい調整にも対応しています。顔や髪型だけを変えて手軽に仕上げることも、体型までこだわって作ることもできる仕様です。
良かった点
探索の報酬に価値があり、寄り道が育成につながる
最も良かったのは、探索がキャラクターの成長やアイテム収集につながっていることです。
フィールドでは、羽の収集や隠しダンジョンの発見、敵の拠点の制圧、鉱石や植物の採取など、さまざまな寄り道ができます。実際に遊んでいても、スキルポイントやレア装備が手に入ったり、プレイヤー間のマーケットで売れる素材を採取できたりと、探索する意味をしっかり感じられました。
景色を見るだけで終わらず、「少し寄り道すれば何か得られる」と思えるため、ストーリーの目的地へ向かう途中も楽しめます。
翼で空を飛ぶだけでなく、水中も探索できるので、移動そのものにも変化があります。高低差のある世界を自分で巡っていく感覚は、本作の大きな魅力でした。
モンスターを集めて連れ歩き、乗り物にもできる
モンスターが討伐対象だけで終わらない点も気に入りました。
フィールドのモンスターは一定数倒すことで入手でき、ペットとして連れ歩いたり、乗り物として利用したりできます。収集対象は200種類あり、図鑑を埋める楽しみも用意されています。
特に良かったのは、ゲームを進める中で多くの乗り物を手に入れられることです。乗り物の収集が普段のプレイに組み込まれているため、フィールドでの戦闘にも楽しみが増えました。
装備集めやレベル上げとは別に、モンスター収集という目標を持てるのは、じっくり遊びたい人にうれしい要素です。
戦闘が軽快で、クエストも進めやすい
戦闘は操作に対する反応が軽快で、スキルを次々と使いながら気持ちよく戦えました。
タイミングを合わせて攻撃を避けるジャスト回避や、敵をダウンさせたときに使える特殊スキルがあり、攻撃を続けるだけになりにくい作りです。回避を成功させたり、ダウン中に連撃を叩き込んだりする場面には、アクションゲームに近い手応えがありました。
クエストで要求される討伐数が少なく、進行中のボスも長時間攻撃し続ける場面が少ないため、育成のテンポも良好です。大量の雑魚を延々と倒す作業になりにくいのは、遊んでいて助かりました。
オート移動に対応し、クエストのやり取りも素早く進められるので、序盤の進行に多少単調さを感じても、長く足止めされる印象はありませんでした。
大規模な共闘を、快適に楽しめた
軽快な戦闘と、大人数で遊ぶMMORPGらしさが両立している点も魅力です。
5人で挑むダンジョンでは、敵を倒しながら進み、最後にボスへ挑戦します。ボス戦は範囲攻撃を避けたり、ギミックに対応したりする必要があり、パーティーで攻略する楽しさがありました。通常のダンジョンは派手な見た目に対して難しすぎず、気軽に共闘を楽しみやすい印象です。
さらに、大量のモンスターを討伐するイベントや、巨大なフィールドボスへの挑戦など、大人数で参加できる遊びもあります。
実際にプレイしていて感心したのは、多くのプレイヤーが集まり、グラフィックもきれいな中で、ラグやサーバーエラーが起きにくかったことです。大規模な戦闘を快適に楽しめた点は、満足度につながりました。
気になった点・不満点
序盤はお使いクエストが中心で、少し退屈だった
序盤の進め方は、目的地へ移動して依頼をこなす、お使い型のクエストが中心です。この流れには、正直少し退屈さを感じました。
探索や戦闘は楽しいものの、クエストを順番に追っているだけだと、進行が単調に感じられる場面があります。開始直後から変化に富んだ遊びを求める人には、気になる部分だと思います。
ただし、オート移動や素早いクエスト進行に加え、戦闘自体のテンポもよいため、進める負担は抑えられていました。途中で探索を挟めることも、単調さを和らげてくれます。
ダンジョンとカンスト後の案内がわかりにくい
プレイしていて気になったのは、初心者が次の行動を把握しにくい場面があることです。
マルチプレイのダンジョンは広めで、慣れていないうちは道に迷いやすい作りでした。戦闘だけでなく移動経路にも気を配る必要があり、初めて参加する人には戸惑いやすい部分です。
また、レベル上限に到達すると多くのコンテンツが一気に解放されます。遊べることが増えるのはうれしい一方、どれから取り組めばよいのか整理しにくいと感じました。
カンスト後が本番と感じるゲームだからこそ、各コンテンツへの案内や説明が、もう少しわかりやすくなってほしいです。
AION2はどんな人におすすめか
向いている人
- 広いフィールドを探索し、装備や育成素材を集めるのが好きな人
- モンスターや乗り物の収集を楽しみたい人
- 回避やスキルを使った、テンポのよい戦闘が好きな人
- ソロでの冒険と、パーティーや大人数での共闘を両方楽しみたい人
向いていない人
- 序盤のお使いクエストに強い苦手意識がある人
- ダンジョンの移動で迷うことを負担に感じる人
- 遊ぶ順番や育成の進め方を、常に明確に案内してほしい人
まとめ:探索の楽しさが、育成を続ける理由になる
『AION2』をカンストまで遊んで最も良かったのは、探索で得た報酬が育成や収集につながり、寄り道そのものを楽しめたことです。軽快な戦闘と快適な大規模共闘もあり、全体として満足できる内容でした。
序盤の単調さや、カンスト後の案内のわかりにくさは気になります。それでも、自分で世界を巡りながら遊ぶ目標を見つけたい人には、おすすめできるMMORPGです。基本プレイ無料なので、始めるか迷っているなら、まずは探索と戦闘の感触を確かめてみてください。




















