最優先の対策は、iPhoneのiOSを、その機種で利用できる最新版に更新することです。Appleは、最新のソフトウェアに更新した端末は、今回報告されたWeb経由の攻撃から保護されると案内しています。Apple サポート (日本)
以下本文で詳しく解説します。
DarkSwordは何が危険なのか?
DarkSwordは、iPhoneのソフトウェアの弱点を組み合わせて、端末内の情報を盗む攻撃ツールです。Googleの調査では、iOS 18.4〜18.7を標的とした攻撃が確認されています。
問題なのは、悪意のあるWebページを開くことで攻撃が成立し得る点です。「アプリをインストールしていない」「パスワードを入力していない」場合でも、未修正のiOSでは危険があります
まずやるべき対策
1.設定からiOSを更新する
次の順に開いてください。
- 「設定」
- 「一般」
- 「ソフトウェアアップデート」
- 更新が表示されたらインストール
「自動アップデート」も有効にしておきましょう。ただし、今回は自動更新を待たず、手動で確認するのがよいです。
古い機種にも対策用の更新が提供されています。「古いiPhoneだから対策できない」と決めつけず、まず更新画面を確認してください。iOS 18向けには18.7.7で保護が拡充されましたが、今から更新するなら、その機種に表示される最新版を選んでください。
2.すぐに更新できなければロックダウンモードを使う
更新できない事情がある場合は、利用可能なら以下の設定を有効にしてください。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「ロックダウンモード」→「ロックダウンモードをオンにする」→再起動
Appleは、ロックダウンモードが有効な端末は、古いソフトウェアでも今回の攻撃から保護されると案内しています。ただし、更新もできるだけ早く行ってください。
このモードでは、一部のWebサイトやメッセージの添付ファイル、ゲーム関連機能などが制限されます。通常の利用では、まずiOSの更新を優先するのが実用的です。
3.不審なリンクを開かず、ブラウザの警告を無視しない
SMSやSNSのDMなどで届く不審なリンクは開かないようにしてください。正規サイトが改ざんされる場合もあるため、「知っているサイトしか見ない」だけでは十分ではありません。
Safariには、攻撃に関連する既知の悪意あるサイトをブロックする保護機能があります。ただし、これだけに頼らず、iOSの更新と組み合わせる必要があります。
すでに怪しいサイトを開いた場合は?
開いたというだけで、感染が確定するわけではありません。まずページを閉じ、iOSを更新してください。
もしパスワードや認証コードも入力してしまった場合は、フィッシングへの対応も必要です。別の安全な端末から該当サービスのパスワードを変更し、ログイン中の端末や利用履歴を確認してください。不正ログインや身に覚えのない決済がある場合は、サービス提供元やAppleサポートへ相談してください。
使っているiPhoneの機種名とiOSのバージョンは、「設定」→「一般」→「情報」で確認できます。




















