モンスターサバイバルの海外版アップデートでは、「Horde Invasion」で使われているタタの性能が大幅に見直されます。
特に、これまで環境の中心だったタタの一部が大きく弱体化される一方、あまり使われていなかったタタには強化が入っています。
そのため、単純に「全体的な弱体化」というより、Horde Invasionのメタを大きく入れ替えるための調整と考えたほうがよさそうです。
また、今回の変更によって、これまで育成してきたタタが以前と同じ役割を果たせなくなる可能性があります。無課金・微課金の場合は育成素材の負担も大きいため、特に影響が大きい調整です。
今回のナーフで特に注意したいタタ
アッシュラーバ
今回のナーフの中でもかなり大きな弱体化を受けています。
主な変更は以下の通りです。
| スキル | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| Fluff Flame | 350% | 240% |
| Flutter Flame | 25% | 16% |
| Wing Embrace・全ステータス | 18% | 9% |
特に大きいのが、Wing Embraceの全ステータス補正が18%から9%へ半減したことです。
これまでアッシュラーバを採用していた理由の一つが、このステータス補助だったため、今回の調整によって環境上の価値がかなり下がる可能性があります。
今後はメタ編成から外れる可能性が高いタタの一体です。
ホッグ系タタ
HP変化時に食べ物を発射するスキルが大幅に弱体化されています。
| 効果 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| 食べ物のダメージ係数 | 280% | 180% |
| 発射確率 | 40% | 20% |
| 回復係数 | 20% | 12% |
| Food Fight・ダメージ | 200% | 105% |
| Food Fight・回復 | 6% | 2.5% |
ダメージだけでなく、発動確率や回復能力まで下げられています。
特にFood Fightの200%→105%はかなり大きな低下です。
難易度1~3ではウェーブ数や撃破数が限られているため影響を感じにくい可能性がありますが、より高難度になるほど、この弱体化が響いてくる可能性があります。
サンフラワー系
こちらもかなり厳しいナーフです。
| 効果 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| Warm Aura Shield | 攻撃力の10% | 4% |
| シールドスタック | 4 | 2 |
| Tint Shade・ダメージ | 280% | 210% |
| 発動確率 | 50% | 25% |
| 全体攻撃の発動間隔 | 14~24秒 | 24~32秒 |
シールド性能が大幅に低下したうえ、スタック上限も4→2に減少。
さらに攻撃スキルの発動確率も半減しています。
特に「全体攻撃+スタン+味方への攻撃バフ」という役割を持っていた部分まで発動間隔が長くなっているため、これまでのような万能サポートとしての運用は難しくなりそうです。
シルバーシア
こちらもダメージ面で大幅に弱体化。
| スキル | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| Sweeping Jewel | 100% | 50% |
| More Jewels・貫通 | 40% | 20% |
| More Jewels・最終ダメージ | 130% | 50% |
特にSweeping Jewelが100%→50%と半減。
さらに最終スキルも130%→50%となっています。
攻撃バフを目的として使っていたプレイヤーにとっては、かなり痛い調整です。
ザップレット
こちらも従来の定番枠に対するナーフです。
| 効果 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| Resonant Echoes | 30% | 20% |
| Bat Swarm | 100% | 50% |
| Radar Range | 100% | 50% |
特にBat SwarmとRadar Rangeが半減。
ただし、Resonant Echoesは30%→20%なので、これだけを見ると致命的というほどではありません。
そのため、ナーフ後も完全に使えなくなるとは限らず、今後の検証次第という位置づけです。
パンダ
パンダは比較的軽めのナーフです。
Tier 3のBamb Battleによるダメージアップ・ダメージ軽減が、
25% → 20%
に変更されます。
5ポイントの低下なので、今回の中では比較的マイルド。
完全に採用価値を失うような調整ではなく、「以前より強くない」という程度に収まる可能性があります。
チアリーン
チアリーンも弱体化されています。
主な変更は、
- 無敵発動間隔:16~20秒 → 18~22秒
- 無敵時間:2秒 → 1.5秒
- Slow:40% → 30%
- Bind:30% → 20%
- Stun:20% → 10%
です。
ただし、周囲のタタをサポートする回復・攻撃バフなどは依然として有用。
そのため、ナーフ後もサポート枠として使われる可能性は十分あります。
ウェーブフラッター
こちらもナーフ対象。
主な変更は、
- 一部ダメージ係数:100% → 45%
- Butterfly Trigger:20% → 12%
- Resonant Flutterの発動間隔:8~12秒 → 9~13秒
- 味方への効果時間:4秒 → 3.5秒
- 別スキルのダメージ係数:75% → 18%
- Sleep:20% → 12%
など。
ただし、ウェーブフラッターは主要スキルの使い方次第では影響が限定的とされています。
特に普段から高Tierまで育成していない場合、実戦上の影響はそれほど大きくない可能性があります。
モンキー系
モンキーもTier 7スキルが弱体化。
- ダメージ係数:240% → 180%
- クローンHP:30% → 24%
となっています。
特にモンキーはTier 7スキルを目的に採用していたプレイヤーが多かったため、この変更によって以前ほどの火力を出せなくなる可能性があります。
その他のナーフ対象
このほかにも複数のタタが調整されています。
Volt Fawn / Zap Antler
- Scatterbolt発動率:60% → 45%
- Bolt Cleaver:300% → 255%
- 麻痺確率:40% → 45%
ダメージは下がりますが、麻痺確率は上昇。
完全な下方修正ではなく、火力を犠牲にして状態異常性能を強化する調整です。
Rockzilla系
Light Burstが、
500% → 350%
に低下。
ノックバック確率も、
50% → 40%
へ低下しています。
一方で別スキルのFault Lineは、
210% → 280%
さらにスタン確率が、
20% → 32%
と強化されています。
そのため、こちらも「全スキル弱体化」ではありません。
一方で大幅強化されたタタも多い
今回の重要なポイントは、ナーフだけではないことです。
むしろ、今まであまり使われていなかったタタがかなり強化されています。
これによって、次シーズンでは今までとはまったく違う編成が生まれる可能性があります。
強化された注目タタ
スカンク
かなり大きなバフを受けています。
- Fire Orb:400% → 450%
- 発動確率:20% → 40%
- 最終スキル:40% → 80%
特に発動確率が20%→40%と2倍。
これまであまり注目されていなかったなら、ナーフ後の環境で一気に評価が上がる可能性があります。
ザック
こちらも強化。
- Liquid Shield:30% → 45%
- Spiderweb:30% → 45%
- Spider Layer:170% → 240%
特に後半スキルの強化幅が大きく、今後の高難度で評価される可能性があります。
ラマ
- Sticky Spit:220% → 240%
- Precision Guidance:75% → 140%
特にPrecision Guidanceは75%→140%と大幅強化。
ボスを優先して狙う性質もあるため、ボス戦での新たな候補になる可能性があります。
ジョーイ / カンガルー
- Shadow Punch:66% → 80%
- Counter Punch発動率:30% → 45%
- 無敵時間:2秒 → 2.5秒
- Super Launch:380% → 525%
最終スキルが380%→525%と非常に強化されています。
今回のバフ組の中でも注目度が高いタタです。
Tinder Cub
- Blaze Burst:160% → 230%
- Flame Fist:400% → 580%
かなり強力な火力強化。
特に炎属性編成を使う場合、新しい候補になる可能性があります。
Volkit
- Phantom Hit:35% → 55%
- Bolt Slash:420% → 600%
- 最低発動間隔:9秒 → 8秒
ダメージ、発動率、発動間隔のすべてが改善されています。
ナーフ後の環境で試す価値が高いタタです。
Gopher
- Spore Bomb:50% → 70%
- 発動率:50% → 60%
- Escape Route:180% → 300%
かなり大きなバフ。
これまで使っていなかったプレイヤーは、新環境で試す価値があります。
Lowly
- Splash Shot:230% → 280%
- 水オーブ追加発射率:40% → 55%
- Bubble Bopのスタン:25% → 35%
火力と状態異常の両方が強化されています。
Dumbo Puss
かなり注目したい強化枠です。
- Ink Splatter:160% → 200%
- Extra Ink Bomb発動率:40% → 55%
- Blind:30% → 40%
- 最終スキル:300% → 390%
- 中央ダメージ:900% → 1150%
特に最終スキルの900%→1150%は強烈。
ナーフされた既存メタの代替候補として試してみる価値があります。
Blue Flick / Azurian
- Fire Trigger:60% → 96%
- 追加発動率:20% → 36%
- Blazing Path:200% → 300%
比較的育成しやすいタタであることもポイント。
新環境への移行時に使いやすい候補になりそうです。
Pyrop Pup
- Flame Halo:60% → 85%
- Hell Flame:80% → 120%
炎属性の前線要員として評価が上がる可能性があります。
Ceiling
意外にもナーフではなくバフ。
- Pressure Orbs:110% → 120%
- Wave Blast:160% → 180%
特に5レーンへ攻撃するWave Blastが強化されています。
ナーフ後に注目したいタタ
今回の調整内容だけを見るなら、次のような勢力図になる可能性があります。
大幅ナーフで要注意
- アッシュラーバ
- ホッグ
- サンフラワー
- シルバーシア
- ザップレット
- モンキー
これらは今までの感覚で育成・編成すると、期待したほどの性能を発揮できなくなる可能性があります。
ナーフ後に試したい強化組
- カンガルー / Joey
- Volkit
- Tinder Cub
- Dumbo Puss
- Gopher
- Blue Flick / Azurian
- ラマ
- ザック
- スカンク
- Lowly
- Pyrop Pup
- Ceiling
特に、倍率だけを見るならDumbo Puss、Volkit、カンガルー、Tinder Cubあたりはかなり気になる存在です。
今回のナーフは「環境リセット」に近い
今回の調整で重要なのは、単純に強キャラを弱くしただけではないことです。
これまでHorde Invasionでは、
「強いタタを知っている人が、それを育成して使う」
という形になりやすく、すでにメタを理解しているプレイヤーほど有利でした。
しかし今回、多数のタタを同時に調整したことで、既存の最適解が崩れます。
その結果、
「今まで使っていなかったタタを試す」
↓
「新しい組み合わせを発見する」
↓
「新しいメタが形成される」
という流れが起きる可能性があります。
特にシーズン切り替え時に全員が同じスタートラインに近づくという意味では、今回の大型調整はかなり大きな意味を持ちます。
育成素材を使うなら注意
今回もっとも気を付けたいのは、ナーフ直前に既存メタへ大量の育成素材を投入することです。
特にアッシュラーバ、ホッグ、サンフラワー、シルバーシアなど、今回大幅に数値を下げられたタタについては、ナーフ後の実戦データを確認してから追加育成するほうが安全です。
一方、バフされたタタについても、いきなり大量投資するのはおすすめできません。
倍率が上がっていても、実際のHorde Invasionでは、
- 攻撃範囲
- 攻撃速度
- 発動頻度
- ボスへの適性
- 状態異常
- 味方へのバフ
- 配置場所
- 高難度での生存力
などによって評価が大きく変わるためです。
今回の調整で一番重要なこと
今回の大型ナーフでは、単純な「Tier下落」だけを見るのではなく、環境そのものが変わると考えるのが重要です。
特にこれまで強かったタタの性能が半減級まで落ちている一方で、VolkitやDumbo Puss、カンガルー、Tinder Cubなどにはかなり大きなバフが入っています。
そのため、ナーフ後は今までの最強編成をそのまま使うよりも、まず複数の強化タタを実際に試して、新しい環境を探ることが重要になります。
また、今回の調整によって各スキルの「ダメージ係数」が具体的に公開されたことも大きな変化です。
これまでは説明文だけでは実際の性能が分かりにくかったものが、今後は実際のダメージを比較しながら「このタタは本当に強いのか」を検証できるようになります。
つまり今回の大型ナーフは、単なる弱体化ではなく、モンスターサバイバルのHorde Invasionにおけるメタを一度リセットして、新しいタタや編成を発掘するための大型バランス調整と見るのがよさそうです。


















