Galaxy Z Fold8 Ultraを約1ヶ月、ほぼ毎日持ち歩いて使いました。実際に使って感じたのは、「必要なときに画面を大きくできる便利さは、日常の中でしっかり役立つ」ということです。
読書やゲーム、資料の確認、複数アプリを使った調べ物など、大画面を活用する場面は想像以上にありました。一方、混雑した電車では閉じたままの方が扱いやすく、いつでも開けば快適というわけではありません。
場面に合わせて大きくも小さくも使えることが、この端末の魅力だと感じました。
専用ケースで扱うときの安心感が増した
屋外で開いたり閉じたりするときは、落とさないか少し気を使います。通常のスマートフォンにはない動作なので、使い始めは特に慎重になりました。
専用ケースを付けてからは、その不安が少し和らぎました。落下への保護性能を試したわけではありませんが、日常的に持ち歩くうえで安心感があります。
今回使ったケースにはスタンドも付いていて、縦置きと横置きの両方に対応していました。このスタンドが、大画面を活用するときにとても便利です。
カフェで編集作業をするときは、端末を脇に立てて資料を表示していました。手で持ち続けずに確認できるため、大きな画面とスタンドの組み合わせは気に入りました。
大画面でのゲームは予想以上に快適
ゲームでは、『鳴潮』や『原神』のような作品を遊びました。動作はきびきびしていて、高画質でのプレイも快適に感じました。
最初は、正方形に近い画面で遊びにくくならないか気になっていました。ただ、実際にプレイすると、縦方向にも大きく表示される良さがあります。キャラクターの立ち姿などが見やすく、画面全体を楽しめました。
閉じた状態でも遊べますが、個人的には開いた画面の方が好みです。横長の表示とは違う見やすさがあり、ゲームのために開くことも多くなりました。
今回遊んだ範囲では快適でしたが、すべてのゲームで同じように表示されるかまでは確認していません。
読書や資料の確認と相性が良い
使っていて、大画面の良さを素直に感じられたのが読書です。
見開きで表示すると読みやすく、文章や画像を確認する場面でも、通常のスマートフォンより余裕があります。外出先で資料を参照するときにも便利でした。
映像を見る場合は、横長のコンテンツが画面いっぱいに大きくなるとは限りません。それでも、別のアプリと組み合わせて使うことで、大画面の利点を感じられます。
単に表示を大きくするだけでなく、画面の使い方を選べることが良かったです。
複数アプリを同時に使えるのが便利
画面を上下に分け、一方で映像を流し、もう一方でブラウザを開いて調べ物をする使い方は快適でした。
アプリを何度も切り替えずに済むため、見ている内容に関連した情報をその場で確認できます。大きな画面だからこそ、それぞれの表示にも余裕がありました。
カメラ、ギャラリー、ブラウザを同時に開く3画面構成も試しました。撮影した写真を確認しながら、ブラウザも参照できます。
この組み合わせを日常的に使うかは少し迷いますが、必要に応じて作業環境を組めるのは面白いところです。閉じた後も同じ構成を呼び出して再開できるため、使い方が決まると便利だと感じました。
DeXのデスクトップモードも、使った範囲では軽快に動作しました。
混雑した電車では閉じた方が使いやすい
使う前は、電車でも大画面を積極的に活用するつもりでした。
新幹線など、座席に余裕がある場所では、開いて記事を読んだり映像を見たりするのが快適です。ただ、通勤・通学時間帯の混雑した車内では、開いた状態が扱いにくく感じました。
周囲との距離が近い場面では、閉じてコンパクトに使う方が楽です。
この経験から、折りたたみの価値は大画面だけではなく、その場で使いやすい形を選べることにもあると感じました。開くことにこだわらず使えるのが良かったです。
「モードとルーチン」が日常でも役立った
折りたたみとは別の機能ですが、今回使って気に入ったのが「モードとルーチン」です。
場所や接続状態などの条件に合わせて、設定を自動で切り替えられます。手動で変更し忘れがちな設定を任せられるため、日常の小さな手間が減りました。
例えば、自宅を離れたときの動作や、車のBluetoothにつながった際の通知設定などを、自分の使い方に合わせて組めます。
最初に設定する手間はありますが、その後の操作が楽になる機能でした。大画面以外にも、毎日使う端末として便利さを感じられた部分です。
気になったのは価格と、開いて扱うときの不安
使い勝手には満足しましたが、購入を考えると価格は大きな悩みどころです。欲しいと思っても、気軽に選べる商品ではないと感じます。
また、屋外で開閉するときには、落とさないよう気を使いました。ケースで安心感は増しましたが、1ヶ月の使用では、長期的な耐久性までは判断できません。
大画面を使う機会が少ない場合は、折りたたみの魅力を十分に生かせない可能性もあります。読書やゲーム、複数アプリの同時利用をどれだけするかが、満足度に関わると思います。
良かった点と気になった点
| 項目 | 1ヶ月使って感じたこと |
|---|---|
| 大画面 | 読書、ゲーム、資料の確認がしやすい |
| 複数アプリ | 調べ物をしながら別の内容を見られて便利 |
| 動作 | ゲームやDeXを使った範囲では軽快だった |
| スタンド付きケース | 卓上で使いやすく、持ち歩く際の安心感も増した |
| 閉じた状態 | 混雑した電車など、狭い場所で扱いやすい |
| モードとルーチン | 設定の切り替えを自動化でき、手間が減った |
| 価格 | 購入を決める際の大きなハードル |
| 耐久性 | 長期間使った場合の状態は、今回の使用では判断できない |
使うほど大画面が日常になじむ端末
Galaxy Z Fold8 Ultraは、1ヶ月使ううちに自然と手に取る機会が増えました。読書や映像の視聴、ゲームなどで、大きな画面を選びたくなります。
通常のスマートフォンでも日常の用事は済ませられますが、必要なときに開ける便利さを体験すると、その選択肢があることに愛着が湧きました。
特に、外出先で資料を確認する人、読書やゲームを楽しむ人、複数のアプリを並べて使いたい人には、魅力を感じやすい端末だと思います。使い終えるときに名残惜しくなるほど、日常になじんだスマートフォンでした。



















