体験会でiPhone Duoを手に取って、まず驚いたのは本体の質感と完成度でした。折りたたみならではの新鮮さに加えて、画面を開閉する際の動きや触り心地まで丁寧に作られていて、久しぶりにスマートフォンを触ってワクワクしました。
特に印象に残ったのは、数字ほど重く感じなかった持ちやすさと、反射や折り目が目立ちにくいメインディスプレイです。一方で、壊れやすいのかどうかや価格やカメラ、マルチタスクの操作には、購入前に確認しておきたい点もありました。
重さは254gでも手に持つと想像より自然
iPhone Duoの重量は254g。数字を見ると重そうに感じますが、ケースを付けていない状態で触った限りでは、想像ほど気になりませんでした。
閉じた状態の形が手に収まりやすく、指先だけで重さを支えるような感覚が少なかったのも好印象です。本体の厚みも、触っていて特別分厚いとは感じませんでした。
ただ、初めて触ったときは質感や新しい操作への興味が強く、重さへの意識が薄れていた部分もあります。ケースを付けて日常的に使うと、印象が変わる可能性は感じました。
手に取った瞬間に伝わる高級感
本体の仕上がりは非常に良く、手に持った瞬間から高級感が伝わってきます。
最近のスマートフォンでは、初めて触ったときに大きな驚きを感じる機会が少なくなっていましたが、iPhone Duoにはその新鮮さがありました。画面を開いて操作してみたくなる、触ること自体が楽しい端末です。
自分が選ぶならスターホワイト
カラーはスターホワイトとナイトスカイの2色。実際に見比べて、自分が購入するならスターホワイトを選びたいと思いました。
理由は、高級感と指紋の目立ちにくさです。スターホワイトは本体の質感がきれいに伝わり、触ったあとも指紋があまり気になりませんでした。
ナイトスカイもスタイリッシュですが、個人的には少しモックのように見える瞬間があり、質感の好みではスターホワイトが上でした。
折りたたみ端末は開閉するたびに背面やフレームに触れるため、指紋の目立ちにくさは使い心地にも関わります。ただし、ケースを付けて使うなら、本体の指紋はそれほど気にしなくてよさそうです。
開閉するだけでも気持ちいい
実際に開閉してみると、画面がふわっと広がるアニメーションが想像以上に気持ちよく感じました。閉じるときにも自然な動きがあり、本体の開閉と画面の変化がうまくつながっています。
FaceTimeを開いた際に、メイン画面のカメラ部分が現れる演出も印象的でした。終了すると、その部分が滑らかに小さくなって消えていきます。
こうした細かな動きはスペック表だけでは伝わりにくい部分ですが、実際に操作すると、使っていて心地よい理由としてはっきり感じられました。
壊れやすさはどう?
実際に触ってみた感想では、そう壊れやすいものではないと思いますが、本来開く方向ではない方向に大きな圧力が加わったら壊れる可能性はもちろんあると思います。
ただ、現状のiPhone17とか18と同等の壊れにくさはあるように思いました。
メイン画面は見やすさと触り心地が魅力
サラサラした表面で、反射や指紋が気になりにくい
開いた状態のメインディスプレイで特に良かったのは、ナノテクスチャー仕上げの表面です。
指で触るとサラサラしていて、画面上を滑らせる操作が快適でした。指紋も目立ちにくく、何度か触ったあとでも画面の見やすさが保たれていました。
会場には照明がありましたが、光の映り込みは少なく、表示内容に集中しやすかったです。画面も明るく、写真や映像を楽しむための端末として魅力を感じました。
折り目は見えるものの、操作中は気にならない
折り目は、角度を変えて注意深く見ると分かります。ただ、普通に画面を見たり操作したりしているときには、ほとんど気になりませんでした。
特に良かったのは、中央を指でなぞったときの感触です。折り目をまたいでも段差を強く感じず、タッチ操作の邪魔になりませんでした。
見た目だけでなく、触ったときの違和感も小さい点は、完成度の高さを感じた部分です。
画面下のカメラは、表示内容によって見え方が変わる
メイン画面には、ディスプレイの下にカメラを配置するアンダーディスプレイカメラが採用されています。
明るい写真やコンテンツを表示しているときは、カメラの存在がほとんど気になりませんでした。画面全体を見る使い方なら、自然に表示内容へ集中できます。
一方、暗い場面ではカメラ部分が少し分かりやすくなります。完全に見えなくなるわけではありませんが、自分が触った範囲では、明るい表示中の目立ちにくさは十分に好印象でした。
テント置きで、使っていない時間も活用できる
本体をテントの形にして置くと、スタンバイ表示で時計を大きく表示できます。
デスクに置いておくときも、閉じて置くだけでなく、時計として使えるのが便利に感じました。使っていない間にも役割があるため、自分ならテント置きが普段の置き方になりそうです。
マルチタスクは便利だが、操作には慣れが必要
マルチタスクは開いたメイン画面で利用でき、同時に表示できるのは2つのアプリです。カバー画面では利用できません。
画面分割の操作は、少し独特でした。
- アプリを開く。
- 画面下から上へスワイプし、そのまま左右どちらかへ動かす。
- 最初のアプリが片側に寄ったら、空いた側で別のアプリを開く。
最初は操作方法に戸惑いましたが、慣れれば問題なく使えそうです。左右のアプリを入れ替える際の動きも滑らかで、操作の気持ちよさがありました。
よく使うアプリの組み合わせを保存できないのは惜しい
気になったのは、2つのアプリの組み合わせをホーム画面のアイコンとして保存できない点です。
分割した状態は履歴に残るため、再び使いたいときは履歴から戻せます。ただ、よく使う組み合わせをホーム画面からすぐに開ける機能があれば、さらに便利だと感じました。
カメラは折りたたみならではの使いやすさがある
背面カメラは広角と超広角の2つで、望遠カメラはありません。
撮影した印象では十分きれいに写りますが、カメラ機能を重視するなら、iPhone 18 Proと比べて物足りなく感じる部分はありました。
一方、折りたたみ構造を生かした撮影は便利です。メインカメラを使いながら画面で構図を確認して自撮りでき、本体を折った状態で置いて撮影する使い方もできます。
カメラ性能だけを追求する端末というより、形を生かして撮影しやすくした端末、という印象でした。
購入前に気になるのは価格と仕様
256GBモデルの価格は36万4,800円。気軽に購入できる金額ではありません。
ただ、実際に触ると、本体の質感や画面の見やすさ、開閉時の心地よさに魅力があり、欲しくなる気持ちはよく分かりました。
価格以外では、次の点も気になりました。
| 項目 | 体験会で感じたこと・確認した仕様 |
|---|---|
| 重量 | 本体は254g。手にはなじむが、ケース装着後の重さは気になる |
| カメラ | 望遠カメラがなく、撮影機能を重視するなら割り切りが必要 |
| SIM | 物理SIMには対応せず、eSIM専用 |
| 生体認証 | Face IDではなく、サイドボタンのTouch ID |
| マルチタスク | 2つのアプリを同時表示できるが、組み合わせをホーム画面に保存できない |
大画面と新しい使い心地に魅力を感じる人に向いている
体験会で触ったiPhone Duoは、想像以上に完成度が高く、久しぶりにスマートフォンそのものへの興味が湧く端末でした。
大きな画面でコンテンツを楽しみたい人や、移動時間を充実させたい人、2つのアプリを並べて使いたい人には、魅力を感じやすいと思います。
自分が特に気に入ったのは、サラサラした画面の触り心地と、開閉するたびに感じる操作の気持ちよさです。購入するなら、質感と指紋の目立ちにくさからスターホワイトを選びたいです。
価格と重さは悩ましいものの、実際に触ったことで印象が大きく変わり、もっと使ってみたいと感じる製品でした。



















